病院・クリニックにおけるリーガルチェック

各種契約書の作成やリーガルチェックに関するよくあるご相談事例をはじめ、
当事務所の弁護士によるサポート内容などをご紹介します。

  • case01 雇用契約書

    固定残業制を採用していたが、職員から残業代の内訳が不明な契約は無効だと主張され、残業代を請求された。

  • case02 賃貸借契約

    テナントを借りてクリニックを運営していたが、退去時の原状回復の範囲を明確に定めていなかったため、敷金の返還を拒まれた。

  • case03 広告規制

    クリニックのウェブサイトに掲載する予定の表現が、医療広告の規制に違反しないか確認したい。

リーガルチェックの重要性

  • 契約書の締結前のリーガルチェック

    病院・クリニックの運営上には様々な契約書が必要になります。しかし、契約書のチェックが甘いと予期せぬトラブルが起きてしまいます。
    例えば、職員との雇用契約書を適切に整備していないと、後に職員と「言った」「言ってない」のトラブルになりかねません。勤務地の変更や当直の有無など、職員が重要視する労働条件は、雇用契約書に明記し、十分に説明したうえで契約書を取り交わす必要があります。
    また、賃貸借契約では、契約期間中における設備の修繕費用の負担者や、退去時に借主が負担する原状回復費用の範囲などを巡って、オーナーと紛争になることがよくあります。テナントを借りてクリニックを開業する場合には、これらの内容を事前に明確に定めておかなければなりません。
    医療システムの契約を締結する際にも、業者が行う保守業務の対象や具体的内容、トラブル発生時の緊急対応の有無やその対応内容を事前に確認しておかないと、後で業者との間にトラブルが生じたり、システム障害時の復旧が遅れる可能性があります。
    このように、契約トラブルを防ぐためには、契約締結前のリーガルチェックが欠かせません。

  • 契約書の定期的な見直し

    業務で用いる契約書は一度書式を作ればよいというものではなく、法改正の度にアップデートの必要性を検討しなければなりません。
    例えば、令和2年4月の民法改正以降、親族等の個人が患者の連帯保証人になる場合には、いくら保証するかの上限額(極度額)を定めておかなければ、連帯保証契約は無効となります。
    いつも使用している契約書でも、定期的にリーガルチェックを行い、内容をアップデートしておきましょう。

病院・クリニックにおける
契約書の作成・チェックは当事務所へ

  • 当事務所の対応01素早い契約書のリーガルチェック

    医療機関では、診療に関する書面、雇用契約書、賃貸借契約書、医療機器保守契約書、ホームページ制作契約書、金銭消費貸借契約、事業譲渡契約など様々な契約書を交わす機会があります。
    当事務所では、様々な契約書のリーガルチェックをしており、ご依頼後、速やかに対応致します。どのような内容でも結構ですので、契約書に関して気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。

  • 当事務所の対応02医療広告のリーガルチェック

    当事務所では、医療広告に関するリーガルチェックも承っております。ご相談の医療広告が、医療法、薬機法などの広告規制、景品表示法の表示規制に抵触する可能性があるかを確認し、問題点の指摘と改善策のご提案を致します。
    医療広告に関して気になる点がございましたら、お問い合わせください。